こころの絆創膏

随想

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goldfish_sm

声が枯れた。
ドラえもんの声のものまねしたら、
大山のぶ代もびっくりの上等なサウンドに仕上がってびっくりするくらい。

声が枯れたということは、疲れているか、飲み過ぎたかのどっちかで
どうやら両方みたいなんだけど
双子座の片割れの旅立ちにより、心にあいた穴のせいかもしれないし
友にするには難しい孤独ってやつのせいかもしれないし
声と一緒に枯らした涙のせいかもしれないし

ってこんなこというと、
あれめずらしく弱音吐いてるなとみんなに一喝されそうだけど
いつもげんきな朝顔の蔓にも寄りかかる棒は必要で
こんなときに一緒に水炊き食べたり
なにげないことでタイミングよく電話くれたり
夜中に熱い話を延々と出来たりする友達の存在に
心の水受けはまた溢れそうになったりします

人に言ってるだけじゃなくて
今夜は自分が
自分の心の声に正直になってみた

遠回しな婉曲表現で
つらつらと綴るどうしようもないひとりごとにより
何を言いたかったのかというと
つまりは単純にきみのことすきなのさ。
ってこと

こころの絆創膏ありがとう
結構伸縮性に富んでていいかんじ
空いた穴はゆっくり塞がって行くけど
水受けは溢れたまんまでいいや
流れに任せて逆らわずに
そうすればいづれ枯れた声も潤していくから

今日でGuerilla Cafeでの展示を終えました。
足を運んでくれた方々、どうもありがとう
暖かいコメントありがとう
これからもより一層精進して参ります

すべて外して真っ白に戻った壁を見て
アイロニーだと思いました
まるでいまの自分の人生のようで

この真白に入れて行く線
饒舌な黒が語るのはまだ見ぬ先の未来絵図

さーて明日はオイル交換。

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あったか。

Art Shows, Food, Holidays, Music, Uncategorized, 随想

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masumidinner

帰国間近の、双子座の片割れが日本のおばあちゃん的懐かしい料理を作ってくれた。
やっぱり日本食だね。
あったかい味がする。
小親父隊と鴨の女王と、イケメン映画監督と宝島のジェットコースターとで深夜まで笑い声は響く。
残された時間を惜しむように、うちら毎日のように電話し合って、夜遅くまで語って、飲んで、気がついたら寝てる。
こんな愛しい時間も、だんだん終わりに近づいてるんだなと思うと涙が出そうになる。
っていうか、出る。

こんなにずっと昔から知っているような友達もそうそういなくて
一緒に泣いたり笑ったり、いつもお互いの考えてることなんとなくわかったり
深い深いところで繋がってる。
あぁ〜。
ずーっと、時間がこのまま続いていけばいいのに。

最近めまぐるしく短期間でいろんなことが起こって、消化しきれないでいる自分がいる。だからこうやってみんなで笑ってる時間が一番いとおしい。
去る者あれば、去られる者あり。
どっちも同じくらい辛いし寂しい。

今を精一杯生きる。
それでいいんだと思う。
あたしはとにかくがむしゃらに、
このハードル乗り越えてみせるよ。

***

昨日は郷土料理をたしなんだ後、HaightのD-STRUCTUREでのイベントに出陣。
オーナーのアジークエーも笑顔で迎えてくれて、KeroちゃんとGreen TeaもさわやかにDJしており、田舎から出てきた小親父隊はすっかりシティーの風に吹かれビールをあおるのでした。

kero_masumi Masumixer & Kero One. もう長いよね、うちらもさ。

montana

Spray out your imagination.

d_structure1

Good vibration. – There was a live painting performance at the corner of Lower Hater… bigger crowd. That’s why people at D-Structure were chill tonight.

kenta

Welcome to SIR. Kenta brings a new flavor to SIR – You’ll see at the next show ;-)

akko_solo

Something different about her tonight. Akkochan.

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ひかり

Holidays, 随想

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lovebirds

前の一歩で、右に曲がったら、

次の一歩で、先が見えた。

走って、

走って

消えかけのひかりを捕まえた。

そのひかりは

探していた最後のひとつのパズルのピースのように

掛け違えてきたシャツのボタンホールがやっと見つけたボタンのように

かけがえのないもの。

これから仕事探して

新しい家探して

9月には3本のショー。

課題はいっぱい。

でもいまなら何でものりこえられる気がする。

友達のわっきーがすてきな写真をくれた。

二羽の鳩が寄り添う、白黒の写真。

この二羽が暖め合うのは、互いの間にうずめこんだ朧なひかり。

だいじにするね。ありがとうわっきー。

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静かなる感慨

随想

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john_yoko

昔狂ったように聴いてた大好きな歌
25になって改めて聴いて
「同年代の友人達が家族を築いてく」
自分の年齢がその時代の作者の年齢に追いついた事に気付く

偏ってんなぁ 自分
何度も聴く曲はアルバムの中にお決まりがあって
待ちきれなくてその曲まで飛ばしてイントロのギターに痺れてた

雑食精神で色んなものを聴いて色んな音や文化や世界の魅力を知って
今や好きな音楽何ですかって聞かれると返答に困る程だ
でも久しぶりに手に取って鳴らす古びたCD
昔から好きな音っていうのは色褪せない響きがある
もう10年以上も同じ歌詞聴いてメロディー口ずさんで何百万回歌詞読んだって
相変わらずいいなって思ってしまう
あの頃憧れた歌詞の中の恋愛の形をひととおり経験して
共感出来るフレーズも大分多くなったんだけど

複雑になればなるほどシンプルなものに魅力を感じる
辛い痛みはミルクティーに溶けてく角砂糖みたいに甘い気持ちに癒されてけばいい
最近の自分を客観的に見ると滑稽に思えるくらいお空の雲のようである
大事なのは此処からの一歩で
次の一歩で決めなくていいから
次の一歩で右に曲がろうと思う

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Warmth & Strength

Holidays, 随想

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SFfromTresureIs_sm


Stevie Wonderの曲を聴きながら
“「愛してる」と伝えるのに難解な言葉はいらないんだな”
と思い書き記したことを思い出した

Treasure Islandから対岸に
ビルのひしめき合う水上の島を望む
人工的な街の光の海は
ベイの水面に反射して揺れて きれいすぎる

無意識的に曇った表情に気づいた友達の優しさに
張りつめていた糸が緩んで 泣ける

ラジオから流れてくるヒットソングの歌詞に
期待もしていないところで癒されて 笑える

結婚を決めた友達の幸せいっぱいのオレンジ色の空気に
日向の愛を感じて 温まる

大切な人たちが幸せでいてくれたら
それはどんなことよりも幸せ。

目に映るすべての存在を
だきしめたい。

走って
走って
走って
走って
走って

走って

捕まえたい
消えかけのひかり。

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既朔 - Crescent

Holidays, 随想

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Earthshine_2005-09-01

砂まみれの裸足の3本指でアクセルを踏む
BONOBOの音の中を旅しながら帰る車の中
霧を妖艶に纏うサンフランシスコの町並みをフリーウェイから眺める

ベイブリッジを渡る車窓からの夜空
既朔の月が霧とかくれんぼしていた

オークランドに入ったあたりで霧が晴れた
輝いていない6分の1の部分までくっきり見えるほど
その月は煌煌と輝きを放つ笑みでこちらを見つめていた

寂しげに笑う月を横目に
フリーウェイの出口を降りた

ここ数日 夜月がもの凄く印象的だ
ガリ版印刷のように脳裏に焼き付く

一日を終えるときに見る空の色が
眠りにつく前の最後の1ページを忘れがたいものにする

そして気づいた
興奮冷めやらぬまま行った夜中の海で
あんなにも潮が引いて
海抜下の緩く濡れた砂の上に足跡を残せた理由を

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